Xcode でアプリにローンチ画像(スプラッシュ)を設定する際、Assets.xcassets で画像を管理しますが、Assets 内の画像変更後にローンチ画像を実機で確認すると、前の画像が表示されるときがあります。
一度こうなると、いくら Mac、Xcode を再起動してもローンチ画像が変更されない状態が続きます。
この現象を解決する方法をメモしておきます。
INDEX
目次
- Launch Image 変更後、実機で確認できない場合の解決方法
- まとめ
Launch Image 変更後、実機で確認できない場合の解決方法
Assets で画像を変更すれば、厳密には変更内容は反映されています。
この現象は iOS デバイス内に画像キャッシュが残っているため、画像ファイル名をそのまま利用し、データだけを差し替えた場合、キャッシュを参照してしまうことで発生します。
解決方法は以下の通りです。
- アプリをロングタップ(長押し)し、アプリを一旦削除します。
- iOS デバイスのスリープボタンを長押しして、電源をオフにします。
- iOS デバイスの電源をオンにし iOS を起動します。
- Xcode からアプリをビルドし、iOS デバイスへアプリを再インストールします。
これで iOS デバイス内にある画像キャッシュがクリアされ、ローンチ画像の変更が確認できます。
まとめ
Xcode で開発時に iOS 端末に画像キャッシュが残ってしまい、変更後の確認ができない現象はローンチ画像以外のリソースでも発生します。
せめて開発時には Xcode 上から、これらのキャッシュをクリアする仕組みを準備しておいて欲しいものですね。
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