こんなことって、あるんですね。
先週 iPhone のパスワードを変更しようと、別のことを考えながら適当に指を動かしていたら、本当にテキトーな番号でパスコードが変更されてしまい ました。。
このとき、パスコードロックは解除されている状態でしたので、再度「設定」からパスコードをもとに戻そうとしたのですが、パスコード変更するためには現在のパスコードが必要です。当然ですよね。。
つまり、現在のパスコードはわからないが、パスコードロックが解除された状態かつ、設定でパスコードを変えようとしている という、犯罪でもおこなっていない限りあり得ない状況となりました。。
この失敗をふまえ、iPhone のパスワードを忘れた際の対処法を説明したいと思います。
現在の状態チェック
ロック画面を解除しているがパスワードがわからない状態
今すぐ iPhone を充電器につなぎ iCloud バックアップを実行 しましょう。軽傷で済みます。
iCloud の容量が少ない方は、今回限りでも構わないので一時的に容量を増大させバックアップを行ってください。
iCloud バックアップ完了後は以下の手順を実行してください。
ロック画面が解除できない状態
かつてのアイコンが並んだ、あのホーム画面を見ることは 二度と ありません。
いくらググっても 無駄 です。あきらめて、このまま読み進めてください。
iPhone のパスコードを忘れた・ロックがかかった場合の対処法
結論からいいますと、iPhone のパスコードを完全に忘れてしまった場合、99.9999% パスコードは復活できないです。
Apple ストアに持っていっても
docomo や au、softbank 等の通信キャリアのショップに持っていっても
大手家電量販店に持っていっても
誰も解決してくれません!
つまり iPhone は一度死ぬことになります。
一度死ぬと言った理由は、iPhone が物理的に故障したわけではないので、工場出荷状態に戻すことで再度使用が可能 になるからです。
パスワードを忘れたら、いくらもがいても無駄です。これしか方法はありません!
ですので、ここではパスワードを忘れた iPhone を「工場出荷状態」に戻す方法を説明したいと思います。
必要なもの
・Mac(Windows PC でも可)
・Mac 本体と iPhone をつなぐ USB-lightning ケーブル
・最新の macOS(Windows の場合は iTunes)
Mac 本体がないと「工場出荷状態」に戻すことは出来ません。
お持ちでない方は、知人友人に頼んで協力してもらいましょう。
メンテナンスモードで起動
-
iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X以降の場合
「サイドボタン」と「音量調節ボタンのどちらか」を同時長押し
iPhone 7、iPhone 7 Plusの場合
「サイドボタン」を長押し
- 電源スライダが表示されたら、スライダをドラッグしてデバイスの 電源をオフ にする
- 「サイドボタン」を押しながら iPhone を Mac に接続 する
- 「リカバリモード」の画面が表示されるまで、サイドボタンを押し続ける
Mac での操作
- macOS Catalina 以降では Finder に iPhone が表示されます(Catalina 以前、Windows では iTunes)
- 「復元」または「アップデート」の選択肢が表示されたら、「復元」を選択します。
- もしアップデートを促されるようであれば、アップデート後に「復元」を実行します
- 環境・状況にもよりますが、およそ 2,30分程度で iPhone の復元が完了します
補足:パスコードロックの間違い回数と待ち時間について
パスコードを4回以上間違えると、以下のよう次回入力時までの待ち時間が増えていきます。
- 5回の間違いで「1分後にやり直してください」
- 6回の間違いで「5分間」
- 7,8回では「15分間」
- 9回では「1時間」
- 10回の間違いで iPhone 使用不可の「ロックアウト」
iPhone のロックアウトまでには最短でも1時間36分かかるわけですね。
Apple のことですから、この回数と時間の関係にも論理的な理由があるのでしょうね。
まとめ
今回の自分の失敗パターンはレアケースだと思いますが、Touch ID ,Face ID 搭載の iPhone 再起動時のパスコードロック画面でパスワードを思い出せなくなる、ということなら十分ありえる状況です。
パスコード変更は慎重にやりましょう。これは自分に言ってます(笑)
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