MENU
コンテンツ再構築中

Apple Developer:3分で完了!期限切れ間近の開発者証明書の更新手順

先日、Appleからこんなメールが届いた。

img_apple-developer-certificate-update1

そうか、すでにiOSアプリ開発を初めて1年が経つのか。1年前の証明書関連の作業を思い出すと腰が重くなるものの、こればかりは避けて通ることができない工程なので、気持ちを新たに証明書の更新作業をしつつメモ。

INDEX

期限切れ間近の開発者証明書の更新手順

今回の作業はローカルマシン上で行う作業パートと、Web上のiOS Dev Centerで行う作業パート、2つのパートに別れる。

作業の概要

  1. Mac(ローカルマシン)で行う作業
    キーチェーンアクセスで証明書要求ファイルを作成
  2. iOS Dev Centerで行う作業
    Certificatesで証明書要求ファイルのアップロード
    証明書のダウンロード
  3. Mac(ローカルマシン)で行う作業
    キーチェーンアクセスに証明書ファイルを登録

作業の詳細手順

Mac(ローカルマシン)で行う作業
  1. キーチェーンアクセスを起動
  2. メニューのキーチェーンアクセス > 証明書アシスタント > 認証局に証明書を要求
  3. ユーザーのメールアドレス欄は「開発者登録時のメールアドレス」、通称は「任意の名称」、CAのメールアドレスは「無記入」、要求の処理を「ディスクに保存」にし「続ける

    img_apple-developer-certificate-update2
  4. CertificateSigningRequest.certSigningRequest がデスクトップに保存される。
iOS Dev Centerで行う作業
  1. 「iOS Certificate」の右上にある「+」をクリック。

    img_apple-developer-certificate-update1_2
  2. iOS App Development」にチェックを入れ「Continue」(App Storeでアプリをリリースするための証明書は「App Store and Ad Hoc」を選択)

    img_apple-developer-certificate-update3
  3. About Creating a Certificate Signing Request (CSR) では、ローカルマシンでの作業手順が表示される。この工程は既に完了しているので、そのまま「Continue

    img_apple-developer-certificate-update4
  4. Generate your certificate. では「Choose File …」からローカルマシン上に作成された CertificateSigningRequest.certSigningRequest ファイルを選択し「Generate

    img_apple-developer-certificate-update5
  5. アップロードが完了したら「Download」をクリック。証明書ファイル ios_development.cer がダウンロードされる。
Mac(ローカルマシン)で行う作業
  1. iOS Dev Center から証明書ファイルのダウンロード完了後、ダウンロードされた ios_development.cer ファイルをダブルクリックしキーチェーンアクセスに登録する。
  2. 完了

「iOS Dev Centerで行う作業」の工程(2)で「App Store and Ad Hoc」を選択した場合のファイル名は ios_distribution.cer

まとめ

久しぶりにApple DeveloperでCertificate(証明書)関連の作業を行いました。
今回のように証明書を更新するだけであれば3分程度で完了しますが、初めてiOS Dev Centerで開発者登録を行い、実機でのテストを行うための準備にはもう少し時間がかかります。
詳しくはApple Developer:iPhoneアプリ開発での証明書関連の作業手順を参考にして下さい。

この記事がみなさんのお役に立ちましたら、下記「Share it」よりブックマークやSNSで共有していただければ幸いです。

Please share it!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
INDEX