iOS Provisioning Portalでプロビジョニングプロファイルを一度削除・再作成すると、以前は実機での動作確認出来ていたアプリが転送できなくなった。そのときの解決方法をメモ。
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アプリが実機に転送されなくなった場合の解決方法
厳密に言えば、アプリのデータ自体には問題がないため、ビルドは成功するのだが、
- [Xcode]
- [code]
Could not change executable permissions on the application
[/code]
とアラートウインドウが出現し、転送がストップしてしまう。
Xcode の Build SettingsのCode Signing や iOS Provisioning Portal で何度かデータを削除・再作成しやり直してみたが問題が解決しない。
色々調べていくうちに、iPhone(実機)に転送されているプロビジョニングプロファイルに過去のプロファイルが残っているとエラーが出るらしい。
- [iPhone]
- 設定 -> 一般 -> プロファイル -> プロビジョニングプロファイル
に溜まっていたプロファイルを一旦全削除した後、Mac本体とiPhoneを同期。
新しいプロファイルが無事転送されたので、再びXcodeからビルドを試みるも、状況は変わらず。
制作したアプリ自体に紐付いてる問題なのかを特定するため、一度新規プロジェクトで空アプリを制作し、ビルドすると転送は成功する。やはり、このアプリ固有の問題か。
実はこの転送できないアプリは、制作途中に名前を変え実機にいくつかバージョン違いのアプリが存在しており、古いアプリのプロジェクトデータが、以前のプロビジョニングプロファイルに紐付いているため、このようなエラーが出るみたいだ。
一旦、以前のプロビジョニングプロファイルで制作し転送されたアプリを、iPhone上から全て削除することで、再び実機転送が可能になった。
まとめ
現在主流のgit等のバージョン管理を使って開発すれば、こういった問題は発生しないはず。そろそろgit始めるか。