MacBook Air に Alfredをインストールしました。
AlfredにはMac OS XのSpotlightにはないシステム環境設定へのアクセスやWeb検索があるため、トラックパッドやマウスに触れることなく、Macオペレーションの大半を、キーボードだけで行えるようになります。
今回は無料版Alfredの基本的な使い方と、おすすめの設定や機能を紹介したいと思います。
AlfredとSpotlightの違い
Alfredの基本的な使い方を説明するまえに、Spotlightとの違いをみていきましょう。
Alfred(無料版)でできる事
- システムのコマンドを実行できる
- iTunesで曲名指定で再生できる
- アプリケーションの起動
- ファイルの検索
- 辞書の検索
- 計算機
Spotlight(Mac OS X)でできる事
- アプリケーションの起動
- ファイルの検索
- 辞書の検索
- 計算機
太字の部分がSpotlightにはない機能です。Spotlightで事足りてしまうように見えてしまいがちですが、操作性やランチャーに特化したUIを考慮すると、Alfredに軍配が上がります。
iTunesのコントロールは今のところ使用していませんが、膨大なライブラリ内からピンポイントで聞きたい曲を再生したいときには重宝するのではないでしょうか。
と言うわけで、早速Alfredの使い方をみていくことにしましょう。
Alfredの使い方
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Alfredを起動し設定を変更する
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- デフォルトではoption+spaceでAlfredが起動します。帽子ロゴは設定で非表示にしています(設定の変更方法は記事の後半で説明します)。
- 起動するホットキーは、「Alfred設定」から好みのキーに変更することが出来ます。
Alfredウインドウの右上にある「歯車マーク」をクリックすれば「Alfred設定」が開きますが、せっかくなのでAlfredウインドウから「alfred」とタイプし「Alfred設定」にアクセスしてみましょう。
「alf」あたりで一番上に表示されるはずなのでreturnすれば「Alfred設定」が一瞬で開きます。便利!
- Generalの「Alfred Hotkey」にカーソルを合わせ、起動させたい組み合わせでキー入力すれば変更完了です。
私はcaps lockキーをctrキーに変更しているので、ctrl+spaceをホットキーに設定しています。
- デフォルトではoption+spaceでAlfredが起動します。帽子ロゴは設定で非表示にしています(設定の変更方法は記事の後半で説明します)。
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Web検索をする
- ブラウザウインドウに切り替えて、検索窓にカーソルを合わせなくてもAlfredから直接検索が実行できます。
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辞書で調べる
- SpotLightでも辞書検索は可能ですが、Alfredでも同等の機能を提供してくれています。それでは「apple」と言う単語を和訳してみましょう。
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計算する
- 直接Alfredウインドウに計算式を入力すると結果が表示されます。Spotlightでも同機能は提供されていますが、Alfredの方が視認性は良いですね。
コーディング時のちょっとしたピクセル計算に使えそうです。
Alfredおすすめ設定
これまでAlfredについての使用方法をみてきましたが、個人的に行ったおすすめの設定もいくつか紹介したいと思います。
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ハットマークを消す
- Alfredを起動すると右にある帽子マーク、制作者には申し訳ないのですが不必要です。早速消しましょう。
「設定」>「Appearance」>「Options」の「Hide hat on Alfred Window」にチェックを入れれば完了。
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spotlightのインデックスを再構築する
- AlfredではSpotlightのインデックスを使って検索結果を表示させています。そのため、Spotlightのインデックスデータベースに問題があると、Alfredで期待通りの検索結果が得られないときがあります。そういったときは一度Spotlightのデータベースを再構築しましょう。
まとめ
今回は無料版Alfredについての使い方を紹介しましたが、「Powerpack」(有料)を導入することで、スニペットの呼び出しやワークフローの作成・実行、ターミナルコマンド入力まで出来るようになります。
Powerpackで用意されているこれらの機能は非常に強力ですので、Alfredを気に入った方は導入しても十分ペイできる内容です。Powerpackについては後日記事にしてみたいと思います。
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