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Apple:WWDC2014 が開幕。 OS X 10.10 Yosemite と iOS 8, そして Swift の発表。

現地時間2日午前10時(日本時間3日午前2時)に アップルの開発者イベント WWDC (Worldwide Developer Conference) 2014 が開幕しました。

今回の WWDC の内容はその名の通り開発者に向けられた内容ばかりで、iPhone 6 や Mac mini 等のハードに関する発表は皆無でした。

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OS X Yosemite

個人的に気になったものをピックアップしました。

OS X Yosemite(ヨセミテ)


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デザインを一新。iOS 7 と同じフラットデザイン。

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背景色が半透明に。

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アイコンもすっきり。

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フォントのプロポーションも変更。

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Notification Center

ウィジェットが格納され、レイアウトがカスタマイズできるようになりました。ダッシュボード が Notification Center と統合、と言うことでしょうか。

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Spotlight

スポットライトの検索ウインドウが画面中央に表示され、ローカルのみならず Web 上の検索も可能。alfred のような挙動に。alfred 危うし。

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「スシ」「ゴジラ」日本を意識したプレゼンテーションですね。今や日本は Apple にとって重要なマーケットであることが伺えます。

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safari

バーがシンプルに。

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continuity


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Handoff

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iPhone で作成中のメッセージが Mac 上でも同期され、編集が可能。ここでも「カラオケ」というキーワードが登場。

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Mac からの電話の発信・受信が可能に。Web 上の電話番号をタッチすればそのまま電話ができます。ここでまた「スシ」が登場。日本ゴリ押し。

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先日 Apple が30億ドル(約3,000億円)で買収した beats の Dr. Dre も Apple の新入社員として電話で登場。

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iCloud Drive


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DropBox のように Finder から iCloud のファイルにアクセス出来ます。
Spotlight の例といい、ある程度大規模なデベロッパーは Apple に買収されなければ、このように純正に取り込まれてしまう運命にあります。

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Instant Hotspot

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パスワード入力なしで Mac 上から iPhone を経由しネットへの接続(テザリング)が可能。

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リリース

開発者用のベータ版は本日からリリース。

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2014年秋にリリース(無料)。

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OS X 初のパブリックベータ版は夏にリリース。一般ユーザーもいち早く Yosemite に触れることが出来ます。

Yosemite まとめ

UIデザインだけではなく、Mac、iPhone を意識することなくシームレスに連携が取れるようになりました。
iCloud もこれまでのフォトストリーム等の限られた用途だけでなく、クラウドストレージとしての役割が前面に出て、UX、ユーザビリティ共に飛躍的に向上している感じがしました。

iOS 8

グループチャット機能


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LINE でおなじみのグループチャットが純正で対応しました。ここからさらにスタンプ機能を実装されると LINE の存在意義がなくなります。

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ロケーションの交換・音声/ビデオメッセージがスムースに送信可能。これは便利。

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QuickType


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文脈の予測変換機能。手書き文字認識も実装。何故今までなかったのか。

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日本語にも対応。日本語のサジェストにはユニークなロジックが必要だと思われますが、Apple は頑張ってくれました。

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リリース

開発者用のベータ版は本日からリリース
2014年秋にリリース(無料)

SDK

Touch ID


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iPhone 6 が登場すれば、Touch ID もより一般化されるかと思いますが、その API が利用出来るようになります。

HealthKit と HomeKit

健康管理のHealthKit。

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スマートホームのためのHomeKit。家電や照明のオンオフ、鍵のロック・アンロック等がアプリからオペレーション出来るようになります。

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App Store

動画の掲載が可能に。

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今年2月に買収した TestFlight により、ユーザーをベータテストに招待出来る機能も追加。ソーシャル課金ゲームには絶大な効果をもたらすのではないでしょうか。

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最後にWWDCらしいすごいものが発表されました。Objective-C でも C でもない、新しいプログラミング言語の Swift です。

Swift


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Objective-C の障壁が高いことから、開発者の新規参入を促すために取り入れられた Swift というまったく新しい言語。特徴は以下の通り。

  • 軽量かつ記述がシンプル
  • 結果がリアルタイムに出力可能
  • Swift により開発されたアプリは App Store でのリリースが可能
従来の Objective-C コードも

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Swift なら・・・

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こんなことに。

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モダンな表現でとても魅力的なのですが、また覚え直しですか。。。

まとめ

今回の WWDC は随所に日本を意識したプレゼンテーションが目立ちました。
Mac OS X Yosemite も iOS 8 も以前のものと比べより洗練されています。これからはこの2つの OS を個別に考える事自体がナンセンスなのかもしれません。

今年の秋以降、これらの OS が実装されたハードウェアにより、QOL の向上に一役買ってくれることでしょう。いいものはどんどん使っていけばいいかと思います。

みなさんがお待ちかねの iPhone 6 や iWatch、Mac 等のハードウェアは WWDC 終了後、7月くらいに発表されると思われます。楽しみに待ちましょう。

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