AirPods Pro は大変繊細にできているため、ちょっとした使用の不注意による影響で、ノイズキャンセリングや外音取り込みの作動に影響がでてしまいます。
従来のカナル型イヤホンと違い、 AirPods Pro は装着しているかどうかわからないくらい圧迫感が少ないため、イヤーチップが耳から外れかかっている事に気づかず、先日油ギトギトのラーメンスープの中に AirPods Pro を片方落としてしまいました。。
すぐに取り出し、綺麗に拭き上げたのですが、落とした方のノイズキャンセリングがうまく作動せず、イヤーチップ装着状態テスト でも片方に警告が出る状態でした。
これはやっちまったと思いましたが、その後、徹底的にクリーニングすることでなんとか元の状態に回復したので、その方法を説明したいと思います。(Apple 推奨ではない方法なので、自己責任で行ってください)
目次
- AirPods Pro イヤーチップ装着状態テスト回復のための方法
- まとめ
AirPods Pro イヤーチップ装着状態テスト回復のための方法
イヤーチップ装着状態テスト で異常が出ていることを確認したら、上から順番にメンテナンスを行なっていきます。
準備するもの
- アルコール消毒液(風邪予防のスプレータイプのものでも可)
- アルコールティッシュ
- ハンドペーパー(キッチンペーパーでも可)
メンテナンス方法(基本)
- イヤーチップを外す
- イヤーチップ を アルコール消毒液 で洗浄し乾燥させる
- 本体全体を ハンドペーパー で軽く拭き取る
- 本体全体を アルコールティッシュ で軽く拭き取る
- 本体センサー部分を アルコールティッシュ で念入りに拭き取る
- イヤーチップを装着する
- イヤーチップ装着状態テスト を行い問題がある場合は以下の工程へ
メンテナンス方法(※自己責任で判断し実行してください)
- イヤーチップを外す
- 外音取り込みマイク部分を 直接口で軽く吸う -> アルコールティッシュで軽く拭き取る
- 内音取り込みマイク部分を 直接口で軽く吸う -> アルコールティッシュで軽く拭き取る
- スピーカー周りの窪みに ハンドペーパーのヘリを潜り込ませ 1周させ拭き取る
- スピーカー部を 直接口で軽く吸う -> アルコールティッシュ で軽く拭き取る
- イヤーチップを装着する
- イヤーチップ装着状態テスト を行い問題がある場合は 1 へ戻り繰り返す
マイク部分を口で吸う理由は、マイク内に侵入した可能性のある油や異物を外に出すため です。人に見られない場所でやりましょう(笑)
また、同じ箇所を一度に何度も吸うを繰り返さない ようにしてください。(内外のマイクは内部でつながっているため、別の穴からの汚れを吸い込みすぎて本体内に取り入れないようにする)
以上、非常にアナログな方法ですが、自分の場合はこれで問題は無事解決されました。
まとめ
何度も申しますが、場合によっては状況を悪化させる可能性もありますので、このメンテナンス方法は自己責任で判断し実行してください。それでも問題がある場合は、素直に Apple Store へ修理を依頼しましょう。
それにしても、AirPods Pro の性能は申し分はないですが、作りが繊細すぎてちょっとした使用ミスで動作に支障が出るのも問題ですね。。
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