リストア時には、まず重要なデータのバックアップをとり、OS を再インストールすると思いますが、SSH ファイルも重要なデータの一つだと思います。
.ssh フォルダのバックアップを再インストール後のホームディレクトリに展開し、公開鍵へアクセスが必要なオペレーションを行った際、エラーが発生します。
今回はその際のエラー解決方法をメモしておきます。
目次
- OS 再インストール後の SSH 公開鍵の警告を解消する
- まとめ
OS 再インストール後の SSH 公開鍵の警告を解消する
以下のようなパーミッションエラーが発生するかと思います。
[code]
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@ WARNING: UNPROTECTED PRIVATE KEY FILE! @
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
Permissions 0644 for ‘/Users/ruedap/.ssh/id_rsa’ are too open.
It is recommended that your private key files are NOT accessible by others.
This private key will be ignored.
bad permissions: ignore key: /Users/ruedap/.ssh/id_rsa
Permission denied (publickey).
fatal: The remote end hung up unexpectedly
[/code]
この問題はパーミッションを変更すれば解決します。
[code]
chmod 0600 ~/.ssh/id_rsa
[/code]
まとめ
開発環境の再現はとても面倒ですが、クラウド等を駆使して、開発環境の復帰コストを最短にするよう心がけておけば、OS 上で深刻な問題が起こったときにすぐ OS のクリーンインストールを実行することができます。
SSH 公開鍵フォルダのコピーはセキュリティ上問題がありますが、データ管理をしっかりし、いざと言う時のために備えておきましょう。
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