Mac で Excel ライクな作業を行おうとした時、まず思い浮かぶのが Numbers です。
これまで、Numbers は仕事で共有している Excel ファイルを開くためだけに利用していましたが、ゼロベースで表計算のため Numbers を使用してみると、Excel よりもシンプルで、明確な UI になっているため、目的を達成するためのコストが Excel より低く、使っていてとても気持ちがいいアプリケーションです。
今回は、その Numbers で作成したテーブル等のデータを、Adobe Illustrator でも使いたかったので、そのための方法を説明したいと思います。
目次
- Numbers のテーブルを Illustrator で使用する方法
- まとめ
Numbers のテーブルを Illustrator で使用する方法
以下のような Numbers のサンプルデータを、Illustrator で利用したい場合の説明をします。
メニューから ファイル -> 書き出す -> PDF を選択します。
そのまま 次へ… をクリックします。
書き出す をクリックすれば PDF ファイルとして書き出されます。
書き出した PDF ファイルを Illustrator で開くと、ベクターデータのテーブルやグラフが AI オブジェクトとして利用できます。
まとめ
ビジネス用途とするなら、高度なマクロが利用できる Excel に軍配が上がりますが、Apple らしいビジュアライズされたテンプレートを利用したプレゼン資料作成や、個人利用目的であれば Numbers は Excel 以上のパフォーマンスを発揮します。
Numbers と Excel はコンセプトが全くことなる表計算ソフトですので、Excel のあれが使えないといった問題がある場合、そもそも必要ない事をやろうとしている可能性がないか?を考えながら、両者を使い分けるといいかと思います。
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