iPhone X を発売日にゲットしました。
Apple によれば iPhone X は2年先の技術を先取りしているらしいですが、言いかえれば、iPhone 開発という時計の針を2年進めたともいえます。
発売日前には価格が 140,000円強(256GBモデル・税込)のデバイスということもあり、ネガティブな意見も多くみられましたが、蓋を開けてみると銀座や表参道の Apple Store に例年以上の行列が発生するほどの人気ぶりでした。
今回は購入後のセットアップから、週末にかけて iPhone X を実際に使用し、個人的に感じた良いところ、悪いところがありましたので、そのことを記事にしたいと思います。
目次
- 開封
- ガラスフィルム
- 純正ケース
- セットアップ
- おすすめ設定
- ホームボタン廃止について
- まとめ
開封
いつも通りの箱です。
箱を開けると Designed by Apple in California のリーフレット。
リーフレットを取ると iPhone X が配置されています。リーフレットはサプライズ感の演出と、本体前面の緩衝材の役割を果たしています。
Lightning EarPods と Lightning ケーブル、充電アダプタが付属しています。
ガラスフィルム
今回使用したガラスフィルムは以下の商品です。
Nimaso iPhoneX 用 強化ガラス液晶保護フィルム 【日本製素材旭硝子製】ガイド枠付き
ガラスフィルムが2枚セットにも関わらず、1,000円程度のリーズナブルな価格で、ガイド枠もついているため、だれでもキッチリとど真ん中に貼ることができます。
ガラスフィルムの縁はラウンドカットされており、エッジスワイプ時にも引っかかりなく滑らかな使用感です。
2枚セットのため、いざという時の貼り替えにも対応できるのでオススメです。
今回もお馴染みのスペースグレイを選択しました。
ステンレス部分は物理蒸着によりグレイになっていますが、個人的にはここはシルバーモデル同様のステンレスシルバーでよかったように思います。
iPhone 6s Plus との比較。やはり Plus は自分には大きすぎました。
iPhone X の方が見てわかるくらい厚みがありますが、これまでが薄すぎたとも思えます。
今回使用したガラスフィルム
純正ケース
今回もケースは Apple 純正のレザーケースに決めてました。色は「サドルブラウン」と迷いましたが、事前に Apple Store でチェックし気になっていた「トープ」を選択しました。
派手さもなく落ち着いた色合いです。特に女性が好む色合いではないでしょうか。
これまでの iPhone よりやや厚みがありますが、純正のフィット感とレザーのグリップ力、触感は値段相応の満足感があります。
今回のレザーケースでは、メタルボタンを採用しているため、見た目だけでなく使用感も飛躍的に向上しています。
iPhone X や iPhone 8 は背面もガラスなので、そのまま使うようにするか、ある程度クッション性のあるケースを装着するかの2択しかないと思います。
背面レンズの出っ張りはフラットになりそうもないので、純正ケースを装着することでデザインが完成するように感じます。
セットアップ
セットアップはいたって簡単です。
iPhone X と iPhone 6s Plus を同じ Wi-Fi ネットワークに接続すれば、カメラによる画像認証により移行ウイザートが実行されます。
数分で iPhone 6s Plus の設定や環境が iPhone X に再現されます。
おすすめ設定
設定に関しては人それぞれの利用環境にあわせて行えばいいと思いますが、iPhone X においては必須と思える設定を紹介します。
上記設定はデフォルトではオフとなっており、この設定をオンにすることで、スクリーンの下部を下にエッジスワイプすることで画面が下にさがり、右上から下スワイプのコントロールセンターが片手で起動できるようになります。
ホームボタン廃止について
iPhone X で大きな変化のうちの一つがホームボタンの廃止だと思います。
結論から申しますと、ホームボタンはあった方がいいと思います。
1時間もすれば、画面下部からの上スワイプジェスチャーによるホームアクションには慣れます。
しかし、従来のコントロールセンターへのアクセスがホームアクションになったことにより、コントロールセンターへのアクセスが困難(右上からのスワイプ)になりました。
ホームボタンが物理的である必要はありませんが、いずれ iPhone のモデル全てが全画面となるとき、ソフトウェアでホームボタンを復活させたほうが、全体的な UX は向上するように思いました。
まとめ
iPhone X に価格に見合うだけの価値があるかとイエスです。
「Face ID」「全画面ディスプレイ」「OLED(有機ELディスプレイ)」と、この3つを実現するだけでも相応のコストがかかりますし、数年前から噂されていた「ガラス強化」「ステンレスフレーム」採用による強度の向上、事実上の「防水仕様」となり、「デュアルレンズに手ぶれ補正」「Qi規格採用」と、これでもかというほどの技術を投入したにも関わらず、最終的にはいつも使っている iPhone になってしまっています。
ユーザーが iPhone を始めとするスマートフォンに求める技術的要求は、年々少なくなっているのも事実ですが、10年前に不可能だったことを、当たり前に使えていることを忘れてはいけないと思います。
今回、iPhone 6s Plus から iPhone X へ、2年ぶりの機種変更を行いました。
もともと iPhone 6s Plus に関して不満はありませんでしたが、iPhone X に変えることで、使用時のストレスが明らかに軽減されていて、その理由はおそらく Face ID による UX の影響が大きいのではないかと感じています。
iPhone X は総合的にみて 多少無理をしても利用する価値はある と思いますので、現在買い替え時期に差し掛かっている方は是非ともご検討してみてください。
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