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OSX: Mac (El Capitan ) で SSD の TRIM を有効にする方法

Mac のストレージを 社外 SSD に換装した場合、TRIM サポート が いいえ (OFF) となっています。
今回は、この TRIM についての概要と、確認方法、有効にする方法を説明したいと思います。

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目次

  • TRIM とは
  • TRIM の確認方法
  • trimforce の実行

TRIM とは

SSD のパフォーマンス低下を防ぐ機能のことです。

SSD で使用されている NAND フラッシュメモリーは上書きできないという性質があります。

そのため、すでにデータの存在する領域へ新しくデータを上書きするためには、既存のデータを読み出し、一旦違う領域にコピーし書き込み領域を消去した後、コピーしたデータへ書き換える必要があります。

TRIM とは、OS が事前に削除可能な領域を SSD へ通知することにより、あらかじめ SSD が削除を実行し、書き込み可能領域を確保しておくことで、データアクセスのパフォーマンス低下を防ぐための機能です。

TRIM の確認方法

このMacについて -> システムレポート -> ハードウェア -> SATA/SATA Express より SSD ストレージを選択します。

img_osx-elcapitan-ssd-trimforce01

デフォルトでは TRIM サポート が いいえ となっています。

osx-elcapitan-ssd-trimforce02

trimforce の実行

アプリケーションから ターミナル.app を起動し、以下のコマンドを実行します。

[code]
sudo trimforce enable
[/code]

コマンド実行後、システムレポートを確認すると、TRIM サポートが はい になっています。

osx-elcapitan-ssd-trimforce03

まとめ

TRIM を有効化することで、データアクセスが少し速くなった気がしますが、HDD から SSD へ換装しただけで相当速くなっているため、SSD の使用容量が半分を超えたあたりから TRIM の効果が実感できるのかもしれません。

最後に、今回の TRIM 有効化の作業はとても簡単なものですが、リスクが伴いますので、あらかじめデータのバックアップを取った上で、自己責任で実行してください。

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