MENU
コンテンツ再構築中

iTunes Connect:リジェクト→アプリ再申請(3回目)

今回はリジェクトされたアプリをゼロから作り直し、先ほど再申請の手続きが完了した。

今回はリジェクトの連発により、開発当初のアプリのコンセプトが原型を留めていなかったので、新規にプロジェクトを作成することから始めた。

INDEX

アプリの改善点

反省と問題点の抽出

前回のリジェクトの原因はUIに問題があったため、コーディングに入る前にUIデザインに十分時間をかけることにした。

すぐに作業には入らず、ノートに何案かアイデアを書き出し、また何日か後にそのノートを見ては問題点を書き出し…を1週間続けた。

そこで新しく導入したい機能のアイデアも出てきたので、機能の実装に必要なフレームワークや、ノウハウを調べ準備をする。ここでも、まだ実作業は始めなかった。アプリが動いている姿をイメージ出来ていないからだ。

今までは、力技で無理やり脳内で動作させて、コーディングを始めてしまっていた。前回の失敗から、最低限、自分の頭の中でスムースに動くまでコーディングを始めるべきではないことを学んだ。

何とかイメージが固まってきたので、先にIllustratorで簡単なUIやアイコンの制作を行った。
UIのデザインや挙動が美しいかどうか、コーディング時の負担を軽減するための、グリッドに沿ったレイアウトがうまくいっているか、を十分吟味し、パスでディテールを起こしていく。これに1日使った。

新しい機能の追加とブラッシュアップ

今回、新しい機能を実現するためにGoogleのフレームワークを使用したのだが、仕組みを理解するのに3日かかった。

効果音にもこだわりたかったので、音作りに1日ちょっと。ローカライズに半日、仕様変更に伴う申請関連の資料作成(リジェクトになると、この工程が一番キツい)に2日、権利関係のチェックとブラッシュアップに1日ちょっと。構想段階から含めると制作期間は3週間近くかかった。

こうしてこれまでの原型をとどめていない、全く新しいアプリが完成した。

まとめ

出来上がったものを見れば、これにこんな時間かけたの?と言われそうだが、これまでのリジェクトを経て、アプリ自体の完成度は自分でも納得のいくものになった。

お金を出して買ってくれた人も、価格に見合った価値を感じてもらえると自負している。早くみんなに使ってもらいたい。あとは、自分で気づけていないガイドライン違反さえ無ければ、問題なくリリースまでいくはずだ。

次回こそリリースを完了させて、アプリ制作の工程についての詳細を記事にしたい。(つづく)


【追記】この考えは甘かった。この話の続きはこちらからどうぞ。

Please share it!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
INDEX