Monthly Archives: March 2016

Mac OS X: Mac のホスト名が自動で変更される問題の解決方法

Mac のホスト名(例:MacBook)が勝手に変更されているのに気がつき、システム環境設定からホスト名を MacBook と再度設定したにもかかわらず、気づくとまたいつの間にか MacBook-2.local, MacBook-3.local といった名称に変更され、その都度ホスト名を修正する、といったことを繰り返していました。 今回はこの Mac のホスト名が自動的に変更されないよう、設定してみたいと思います。 目次 ホスト名の調査と設定 まとめ ホスト名の調査と設定 Mac のホスト名は ComputerName, HostName, LocalHostName と3種類あります。ターミナルで以下のコマンドを1行ずつ実行し、すべての名称が設定されているか調査します。 ターミナル.app 上記のホスト名の中に設定されていない項目がある場合、自動でホスト名を割り当てられる可能性があります。 sudo scutil –set コマンドで名称がなかったものに関して設定を行います。(ここでは MyMac とします) まとめ この設定を行ってから1ヶ月以上が経過していますが、Mac のホスト名が自動的に書きかわる問題は発生しなくなりました。 Mac 本体のホスト名が変更されても、日常用途で不便を感じることはないかと思いますが、ネットワーク上に Mac、iPhone や iPad、その他の Wi-Fi 機器が複数存在する場合は、あらかじめ今回紹介した方法でホスト名を設定しておくことをお勧めします。 この記事がみなさんのお役に立ちましたら、下記「Share it」よりブックマークやSNSで共有していただければ幸いです。

Terminal: homebrew-cask のコンフリクト Warning 解決方法

homebrew-cask が homebrew に統合されました。 そのため、brew update 後、既存の homebrew-cask とコンフリクトが発生し Warning が表示されます。 この Warning を解決する方法をご紹介します。 目次 Warning の内容と解決方法 まとめ Warning の内容と解決方法 最初に brew update を実行し、Homebrew をアップデートしておきます。 brew doctor を実行すると Warning が表示されます。 冒頭でも説明しましたが、brew-cask が、以前の brew-cask とでコマンドに競合が発生しているとのことです。 ターミナルで以下のコマンドを実行し、以前の brew-cask を強制的にアンインストールします。 もう一度 brew doctor を実行すれば、先ほどの Warning は消えているはずです。 まとめ brew-cask は便利な反面、様々な問題もあります。 パッケージ管理ツールの bower や npm のように、インストールやアップデートが brew-cask ですべてのアプリが一元管理できるようになればいいのですが、現状は通常インストールとの使い分けが必要ですね。 この記事がみなさんのお役に立ちましたら、下記「Share it」よりブックマークやSNSで共有していただければ幸いです。

Swift: Bridging-Header 作成・設定方法(Xcode 7.2 対応)

現在は Swift が主流となってきましたが、まだまだ Objective-C で書かれたコードも健在で、Swift 上で Objective-C コードのライブラリ等を使用する場合、Bridging Header ファイルを作成する必要があります。 Bridging Header の作成自体は簡単ですが、Xcode での設定の方法をいつも忘れてしまうので、今回は Bridging Header に関する一通りの作成、設定の流れをメモしておきます。 目次 Bridging Header ファイル作成 Xcode の設定 まとめ Bridging Header ファイル作成 Xcode メニューから File -> New -> File を選択します。 Header File を選択します。 ファイル名は任意となりますが、ここでは Bridging-Header.h とし、Create でヘッダーファイルの作成は完了です。 ファイルの中は以下のようになります。 Bridging-Header.h コメントアウトがある部分に、使用する Objective-C ライブラリ等のヘッダーファイルをインポートすれば Bridging Header の作成は完了です。 次項ではこの Bridging Header が使用できるように Xcode の設定をしていきます。 Xcode の設定 TARGETS -> Build Settings を選択します。 Swift Compiler – Code Generation の Objective-C Bridging Header を探します。 Resolved のとなりの空欄をダブルクリックし、以下をコピペします。作成したヘッダーファイル名が Bridging-Header.h 以外の場合はファイル名を書き換えてください。 $(SRCROOT)/$(PRODUCT) の部分は Xcode が自動的にフルパスに変換してくれます。 以上で設定は完了です。 まとめ コードの記述はともかく、ここら辺の単純な設定をいつも忘れてしまうのは自分だけでしょうか。 アプリの開発規模によっては、ビジネスロジックに専念できるまでの工程が多くなってしまうのは仕方のないことですが、ものぐさな自分からすると、今回の場合では Objective-C ファイルをプロジェクトにドラッグコピーするだけで、Swift からアクセス可能になれば便利なのにと思いました。 この記事がみなさんのお役に立ちましたら、下記「Share it」よりブックマークやSNSで共有していただければ幸いです。

Terminal: zshプロンプトのカスタマイズ(git 対応)

日常は GUI でほとんどのオペレーションを行ってますが、アプリ開発時のバージョン管理は、CUI の方が学習コストも低く扱いやすいので、GUI と CUI を行ったり来たりしながら作業を行っています。 今回、zsh のプロンプトに Git ブランチを表示したかったので、そのカスタマイズ方法をメモしておきます。 目次 zsh プロンプト概要 zsh プロンプトに Git の情報を表示する まとめ zsh プロンプト概要 はじめに zsh のプロンプトを変更するため、ホーム直下にある .zshrc ファイルを開きます。 この .zshrc ファイルで以下のようなプロンプトの定義(各パラメータの詳細は後述)を行います。PROMPT は画面左端、RPROMPT は画面右端に出力されるプロンプト変数です。 .zshrc .zshrc を変更・保存した後にはターミナルで source ~/.zshrc コマンドを実行し、ソースファイルをリロードします。 ターミナル 結果 色の変更 最初に、カラー変更を行うため、colors を呼び出しておきます。 .zshrc %{$fg[色番号]%} と %{$reset_color%} で囲まれた部分に「色番号(名称)」のカラーが適用されます。 .zshrc 今回の PROMPT の例では [%n@%m] を「red(赤)」で表示する、と言う意味になります。 また、$fg (ForeGround)の部分を $bg (BackGround) とすることで、背景色を変更することも可能です。 .zshrc プロンプトで使用できる色は以下の通りです。 色の番号・名称・サンプル一覧 番号 名称 サンプル 0 black 1 red 2 green 3 yellow 4 blue 5 magenta 6 cyan 7 white パラメータの詳細 PROMPT(RPROMPT) に記載する各パラメータ詳細は以下のようになっています。 この中から表示したい項目を選びプロンプトをカスタマイズします。 パラメータ内容サンプル %Mホスト名localhost.localdomain %mホスト名localhost %nユーザ名root %#ユーザ種別#(root)% (root以外) %yログイン端末名pts/0 %lログイン端末名pst/0 (tty*の場合はtty省略) %?直前のコマンドの戻り値0 %h %!コマンド実行 (history) 数1 %d %/カレントディレクトリ/root/currentdir %~カレントディレクトリ~/currentdir %Cカレントディレクトリcurrentdir %c %.カレントディレクトリcurrentdir ($HOMEは~) %D日付16-03-07 書式)yy-mm-dd %W日付03/07/16 書式)mm/dd/yy %w日付Mon 07 書式)day dd %*時間01:23:45 書式)hh:mm:ss %T時間01:23 書式)hh:mm %t %@時間01:23PM 書式)hh:mm(am/pm format) zsh プロンプト概要まとめ 「%」や {} が連続しているため、何かの呪文のように見えてしまい抵抗があると思いますが、中身はとても単純です。 これらを踏まえ、次項でこのプロンプトに Git の情報を表示させたいと思います。 zsh プロンプトに Git の情報を表示する はじめに zsh のプロンプトに Git の情報を表示するためには、zsh 4.3.10 以上である事が必須となるので、ターミナル上から zsh のバージョンを確認しておきます。 zsh のバージョンを確認(ターミナル) vcs_info の宣言と設定 バージョン管理システムから情報を自動的に取得するために vcs_info を宣言します。 .zshrc 次に、vcs_info から取得した情報をカスタマイズします。各項目の詳細はソースのコメントを参考にしてください。 .zshrc プロンプト表示直前に上記で設定した vcs_info を呼び出します。 .zshrc これでで ${vcs_info_msg_0_} に先ほど zstyle で設定したメッセージが表示されます。 今回はデフォルトのプロンプトを [ユーザー名@ホスト名] とし、git の管理下に移動した際にデフォルトのプロンプトの後にブランチ名を表示したいと思います。 以上で git の管理下のフォルダに移動した際のプロンプトは [ユーザー名@ホスト名](ブランチ名) $ が表示されるようになり、 通常時 (ブランチ名) が「シアン」で表示 add されていないファイルがある場合 +(ブランチ名) が「マゼンタ」で表示 commit されていないファイルがある !(ブランチ名) が「グリーン」で表示 と状態によってプロンプトの表示が切り替わるようになります。 結果 zsh プロンプトに Git の情報を表示するまとめ 最後に今回の設定をまとめた .zshrc サンプルコードを掲載しておきます。 まとめ 普段使っているターミナルのプロンプトをカスタマイズするだけで、無機質な CUI がかわいく見えてきたりします。 黒い画面が苦手な方も、プロンプトのカスタマイズはとても簡単ですので、自分好みのカラーに変えてみたり日付や時刻を表示して楽しんでみてください。 この記事がみなさんのお役に立ちましたら、下記「Share it」よりブックマークやSNSで共有していただければ幸いです。